農業と豊穣の神 大歳神
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大歳神(大年神)
大歳様の名前は天照皇大神と同じくらい目にしていて、有名なのに、どのような神様か‥ということが知られていない神様だと感じています。どのくらい有名かというと‥お正月を祝うのは、年神様(大歳様)を迎えることですし、恵方巻の「恵方」は歳徳神(大歳様)がいる方角とされています。
ちなみに神棚がある方は神棚のお札を探してください。きっと大歳様の名前を「大歳御祖神」というお札を見つけることができると思います。このように有名なのに、あまり認識されていない、知られていない神様なのです。
私のギャラリーで何人かの人にでも伝わることを祈ります。
大歳(大年)神について
日本神話における大歳様は、豊穣と繁栄の神として知られています。
須佐之男命と神大市比売の間に生まれた大歳様は、多くの神々の父または祖父とされ、新年の祝福と豊かな収穫をもたらす存在です。
正月には家々を訪れ、一年の安泰と繁栄を見守るとされています。
また、大歳様は方位神としても崇拝され、その年の福徳を司るとされています。
年徳神(歳徳神)ともいわれ、歳徳神のいる方角は「恵方」と言って縁起の良い方角とされている。
年の始めにその年の豊作を祈願する正月行事の中心となっています。
農業と豊穣の神
大歳神は、稲作を中心とした日本の食文化に欠かせない存在であり、収穫の神として古来から尊崇されてきました。大歳神の「歳」という字は、もともと穀物の実りや収穫を意味しており、その収穫のためにかかる期間が1年であることから「年」を意味するようになったと言われています
大歳神に関する様々なエピソードがあるのですが、別の機会に紹介したいと思います。